大丈夫ですか、お口ケア?④ 《歯磨きのコツ》

ペットに歯ブラシを慣れさせることです。それには焦らず、急がず、楽しみながら行うことが大切です。
ですから、初めからいきなり歯ブラシを口に入れることはせず、いやがらずに口元を触らせることからスタートしましょう。次に、歯や歯茎に触れることに慣れさせます。⇒慣れたら、ガーゼを巻いた指で歯や歯肉をマッサージしてみましょう⇒以上のステップをクリアできたら、歯ブラシを使用する…と言う具合に段階を追って慣らしていきましょう。

水でぬらしたガーゼで歯や歯茎をマッサージするだけでもある程度の歯垢を取り除けますが決して十分ではありません。歯と歯の隙間や歯と歯茎の間までしっかりとに行うことがペットの健康に直結しますので、やっぱり歯ブラシがベストです。

また歯磨きを習慣づけるには、ペットが飽きるまで行わず、短時間で切り上げることも大切です。
終わったら、たとえばお散歩に出かける、おやつを与えるなど楽しいことと関連づけてあげることも効果的です。おやつの代わりにデンタルガムを併用するのもいいでしょう。

いずれにしてもペットに歯磨きを慣れさせるのには、多くの場合数日ではうまく行きません。数週間かかるぞと思って望むことが大切です。また、永久歯が生え揃うのは生後8~12ヶ月くらいですが、乳歯の生え揃う2ヶ月齢くらいから始められると比較的スムーズに習得させることが出来ますので、若いペットをお飼いの方は今一度チャレンジしてみてください。

逆に高齢のペットでは歯ブラシをなかなか受け入れてくれないケースも少なくありません。 歯磨きに慣らすのにはさらなる時間と努力を要するかも知れませんが、嫌がるからとか無理だからと言って諦めないで下さい。 少しの時間でも継続していくことが生涯における生活の質(QOL)を保つために大切ですから…。

また、高齢になるとすでに歯肉炎や歯の動揺など口腔内にトラブルを抱えている場合もあり、痛みや不快感からさらに歯磨きを困難にしているケースも少なくありません。
高齢のペットではまずは動物病院で口腔内の健康チェックや適切な歯科処置をお受けになり、その後家庭でのケアを始められるといいでしょう。
口腔内が快適になる事によって食が進むようになり、かつての快活さを取り戻されることも少なくありません。口腔内はもとより他の病気の早期発見に繋がることもあります。

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